サンディックシート全銘柄

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銘柄名 特徴 主用途 基材 表面処理
一般 210 高防曇、剥離性 汎用容器蓋類
フードパック
GPPS 防曇/剥離
220 成形性、高防曇、剥離性
無塗布 510 透明性 カット版、型紙類 GPPS 無塗布
特殊 700 高剥離性 各種トレー類 GPPS 剥離/剥離
710 高剥離性
720 高剥離性、耐衝撃性
810 真空圧空成形性 カップ、洋菓子高蓋類 防曇/剥離
耐熱 905 中耐熱、防曇性、剥離性 惣菜蓋類 特殊PS 防曇/剥離
920 高耐熱、防曇性、剥離性
耐油 250 高耐油、微耐熱性 惣菜容器蓋類 GPPS 防曇/剥離
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耐油性に優れる サンディックシート250

耐油性と耐熱性(対一般BOPS比)
成形時発生する端材(スケルトン)の回収性

製品の特長

  1. BOPSの耐油性を改善し、実用耐熱性を向上させました。
  2. 従来のBOPSと同等の高い透明性を有します。
  3. PPやA-PETと比較し、剛性に優れています。
  4. A-PETに比べ容器の軽量化が可能です。
  5. PS系素材への回収が可能です。

主な用途

  1. 弁当、総菜容器蓋材
  2. 嵌合フードパック
  3. 夏麺等底材

耐油性と耐熱性

#250
(汎用耐油)
#210
(汎用)
#905
(中耐熱)
#920
(高耐熱)
#250#210#905#920
白化なし
穴あきなし
全面白化
穴あき
一部白化
穴あきなし
白化なし
穴あきなし
105℃100℃116℃122℃

(評価方法)  成形品の底面にホワイトキープ油(中鎖脂肪酸油)を約5gを入れ、80℃の雰囲気下に5分間放置した後の外観変化を評価

基礎物性

210
(一般BOPS)
250
(汎用耐油)
試験方法
厚み[ mm ]0.250.25
HAZE[ % ]1.82.0JIS K7136準拠
引張
弾性率
[GPa]2.92.9JIS K7127準拠
耐折性[ 回 ]1620JIS P8115準拠
衝撃強度[ J ]1.61.6JIS K7124準拠

耐油性と(微)耐熱性を付与させつつ、一般BOPSと同等の回収性を実現

従来、耐熱性や耐油性を付与すると原料が特殊化し、2次成形時に発生する端材を回収することが難しかったが、250は(微)耐熱性や耐油性を付与し、その上、一般BOPSと同等の回収性を保持させた。その結果、マテリアルロス低減を可能とした。

耐熱性に優れたBOPS サンディックシート920、905

電子レンジ加熱に対応した耐熱BOPS

物性比較

  1. 耐熱性、耐油性に優れ、電子レンジ加熱に対応できます。
  2. 一般のBOPSと同様の透明性、剛性を有します。
  3. 熱板加熱成形が可能です。

主な用途

  1. 電子レンジにより温め直す食品の容器、蓋類
  2. 高温で充填される食品の容器類
シート銘柄905920210
防曇性
剥離性
透明性
耐衝撃性
耐熱性
2%収縮温度(℃)116122100
耐油性

実用性

実用耐熱試験(カルビ焼肉)
試験条件:定格高周波出力1600wの電子レンジで35秒加熱。

905-0.25mm

905-0.25mm

210-0.25mm

210-0.25mm

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